85万アクセス到達 [学び]
つぶやきが85万アクセスに到達した。
カウンセリングの立場 ロージァズ全集 (11) (THE COMPLETE WORKS OF C.R.ROGERS11)
- 出版社/メーカー: 岩崎学術出版社
- 発売日: 2022/09/30
- メディア: 単行本
つぶやきをスタートしたのは、ドイツワールドカップ イングランド戦の呟きからだったと記憶する。あれから16年、主に心理系中心に呟いてきたが、少なからず日常生活における喜び、理不尽に気づく機会でもあったように省みる。大学院の授業で、supervisorとして技術指導をする機会を得て、精神科診療所の心理士、大学の心理相談担当として心理支援に従事したり、訪問心理士(師)として心理支援を行った時の喜びと苦悩がつづられている。
公認心理師法が制定され5年が経過する中、最近では、公認心理師に関するアクセスが増えているが、Gルート受験が終了したことで、アクセスも沈静化すると思われる。色々とご意見はあるが、counselorとして一番大切なことは、「クライエントにcounselorの資格を戴きなさい」という亡き恩師のメッセージである。臨床心理士であろうと、公認心理師であろうと、Gルートあろうと、Aルートであろうと、クライエントの気づきと自己決定に基づく行動変容と自己成長を通じて、建設的な変容を長期において、構造的にもたらす技術と粘り強さをもった人がクライエントを笑顔にするのだと感じている。
もっともGルート合格者であっても、心理支援の訪問先で、観察と声掛け、助言などに留まり、構造化面接を継続的に実践した経験がない方は、余程、実践場面に即した経験の中で、主訴解決に導いた経験をさらに積まないと、国家資格保持者を信じたクライエントやその保護者を落胆させることにつながる。そればかりではなく、長い心理臨床経験の中で、臨床心理士をはじめとした資格を所得している人との比較で心理士(師)の有資格者への信用を失わせることになることを理解する必要がある。
確かに完全な心理士(師)などは存在しないだろう。しかしながら、明らかに当該資格要件に満たない実質を備えていない名目だけの有資格者も存在する。訪問先で国家資格を取得したことを理由に、クライエントの支援をどうするかといった仕事に関わる話を一切せず、唐突に他勤務の応募要件を問い合わせる不遜な合格者も存在することは、別稿で注意喚起した。
尚、スポーツ系の記事は、大学院の授業で受講したスポーツ社会学が主な動機づけとなっている。臨床心理や心理学、行動科学カウンセリングとは、若干、異なるテーマではあるが、難解な英語が分からず、チョークが飛んできたスポーツの心理学とともに印象に残る科目であった。大粒の汗を流して自身も宿舎を構えていた大学の構内をジョギングをされていた当時教官の表情が記憶に残っている。
11月には、サッカー・カタール・ワールドカップが始まる。3月には、2023WBCが予定されている。第2回WBCの優勝の瞬間は、大学の相談室で休憩時間にイチローの一打で歓喜した後、気持ちをリセットしてクライエント支援を行った。
今思えば、懐かしい場面を想起、お世話になった多くの方々とクライエントの表情が浮かんでくる。
そして気づくと、次なる心のつぶやきが聴こえてくる。
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