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第47回 全日本大学駅伝

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第47回全日本大学駅伝は、伊勢神宮を目指し、全国の代表25大学+2学連選抜が熱田神宮をスタートした。全8区間106.8キロの道のりのスタートは、5連覇を狙う駒沢大学、出雲に続く2冠目を目指す、青山学院大学、悲願の初優勝を狙う東洋大学、復活を目指す早稲田大学を中心に展開され、1区東洋大学のエースで東京五輪マラソン代表を目指す服部勇馬(4年生)が区間賞の走りで、五輪5千・1万m代表を目指す弟の服部弾馬に襷を渡した。

陸上競技マガジン 2015年 12 月号 [雑誌]

陸上競技マガジン 2015年 12 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 2015/11/14
  • メディア: 雑誌



http://number.bunshun.jp/articles/-/824478

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2016年 箱根駅伝完全ガイド 2016年 01 月号 [雑誌]: 報知グラフ 増刊

2016年 箱根駅伝完全ガイド 2016年 01 月号 [雑誌]: 報知グラフ 増刊

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 報知新聞社
  • 発売日: 2015/11/28
  • メディア: 雑誌







大学駅伝2015秋号 2015年 10 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

大学駅伝2015秋号 2015年 10 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 2015/10/06
  • メディア: 雑誌

大学駅伝 2015 夏号 2015年 08 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

大学駅伝 2015 夏号 2015年 08 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: 雑誌

大学駅伝2015 春号 2015年 06 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

大学駅伝2015 春号 2015年 06 月号 [雑誌]: 陸上競技マガジン 増刊

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 2015/05/01
  • メディア: 雑誌


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000031-jijp-spo.view-000

http://number.bunshun.jp/articles/-/824478

2区中盤、小椋(青山)、平(早稲田)、服部(東洋)が並走していたが、服部弾馬(東洋大)が給水地点でスパートをかけ、1時間20分45秒のトップで3区 口町(東洋大・市立川口高)に襷を渡した。口町は、今年の出雲駅伝で、4区区間賞を獲得している。青山は、原監督が唯一の心配と語っていた小椋が、ブレーキとなり、明治にも抜かれ2区田村に襷を渡した。しかしながら、青山学院の田村は、今年の箱根4区で、区間記録を獲得し、箱根初優勝の原動力となっている。その他、青山は、久保田和真(5区)そして、アンカーに今年の箱根5区で「新山の神的」快走をみせ、その後、2度の骨折を乗り越えてきた8区 神野大地という盤石の布陣で控えている。東洋大口町、青山田村、東海湊谷の区間新に迫る走りをみせている。東洋大はトップで5区桜岡駿に襷を渡したが、36秒差で久保田和真は田村から襷を受けた。5区久保田は、36秒差をひっくり返す力を持っている。東洋大酒井監督は、移動監督車の中から、6区終了時点で20秒差があれば初優勝が見えてくると語ったが、5区11キロ地点で、青学久保田と並走状態の中で、5区残り2キロで勝負をかけるよう指示を切り替えた。しかし、当初、大会実績を踏まえ、青学のメンバーをみると、東洋は、駒を使い切った感があった。

 12キロ地点で、5区東洋大桜岡駿は、酒井監督の指示通り、ラストスパートをかけた。青山学院 久保田は、差が7秒8秒とついている。36秒差を詰めてきた疲労が今にきて出てきた。しかし東洋としては、アンカーに神野大地が控えていることを考えると、20秒差以上をつけたい所である。13.66キロ地点で桜岡は、高橋が待つ6区の前で、襷を取り最後のスパートをかけた。青山学院 久保田との差は、8秒差。今年出雲駅伝1区でコースを間違えてしまった高橋選手をはじめ、後の選手の頑張りにかかってきた。

 5区3位争いは、1位東洋とは、1分12秒差で 武田凛太郎(早稲田実業ー早稲田大)、19秒差で、5連覇を狙う駒沢大3年の其田が襷を渡した。6区9キロ地点では、今年箱根5区で低体温症で苦戦しながらも走りぬいた馬場翔大が早稲田に20秒差まで近づいた。1位を走る青学大渡邉心(4年)は、10.45キロ地点で最初のスパートをかけ、東洋の野村と3秒差をつけ独走に転じつつある。しかし、その時点で安堵したのか、東洋大野村は、懸命についていき、残り200メートルでスパートをかけ1位で駆け抜け、7区の堀龍彦(2年)に青山学院 橋本峻(4年)と10秒差で襷を渡した。

 7区7キロ、残り4キロを残し、東洋大堀と青学大橋本の差が10秒から少しづつ開き始めた。緊張した面持ちでインタビューに答えた青学大原監督の勝利の方程式は、少しずつくるい始めた。しかし8区アンカーには、神野大地が控えている。東洋大酒井監督は、最初の5キロは、青学大と並走しながら区間1.2位を争う走りでしのぎあい、残り2キロでスパートをかけるように指示していた。青学大原監督は、30秒差以内であれば、神野が抜いてくれると答えている。東洋大堀龍彦は、昨年、脚の手術で病院のベッドから全日本大学駅伝を観戦した。青山、神野大地は、両脚疲労骨折からの復帰戦である。山梨学院のアンカーも今年の出雲で快走した留学生 ニャイロが控えている。残り2キロ、第47回全日本大学の優勝の行方は、アンカー勝負が確実になった。

 早稲田大学は、7区2位と、1分57秒差の3位で8区に襷を渡し、5連覇を狙う駒沢大学は、4位、2分40秒差で、アンカーに襷を渡した。

 その後8区、12キロ の定点ポイント、渡会橋を走り切った時点での東洋大4年上村和生と、青学大4年 神野の差は、56秒差と少し開いた。心を込めてつくった応援旗を両手でかざした地元の祖母に見守られた神野は、地元の声援の中で元気が回復してきたが、東洋大上村は、残り4キロ、15.75キロ地点まで1キロ3分ペースで着実にラップを刻み、青学大神野との差は、1分8秒と開いた。残り3キロ地点で、悲願の優勝に向けて、東洋大上村がゴールに向け走った。駅伝の名の発祥でもある皇學館前の鳥居を超えた。

 3年前、1分7秒のリードの1位でゴールを目指した当時東洋大服部勇馬(当時1年)は、当時駒沢大の窪田(現トヨタ自動車九州)に逆転を許した心傷記憶がある。東洋大上村和生は、最初で最後の全日本、最後まで堅実な走りで、伊勢神宮内宮宇治橋前のゴールまで駆け抜け、大会記録2位に迫るタイム、トップでゴールテープを切った。2位青学大 神野との差は、1分4秒。東洋大は、1区、2区後、青学との並走に勝ち切り、柏原(現富士通)、設楽兄弟(現コニカミノルタ/現ホンダ)もなしえなかった悲願の全日本大学駅伝初優勝の栄冠を勝ち取った。残り3キロ、16キロ78メートル付近で、駒沢大大塚が早稲田 佐藤を抜き、3位となったが、早稲田も並走しゴールを目指し、4位を死守した。

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【追記】本大会の当初の予想は、5連覇を狙う駒沢大学と、今年の箱根に優勝し、出雲でも優勝した青山学院が盤石の布陣で競い合うという構図があった。優勝した東洋大学は、1区服部勇馬、2区服部弾馬で駒を使い切ったと予想された。しかしながら、本大会でMVPを取ったのは、3区で走った東洋大3年口町亮だった。口町は、出雲では、4区区間賞をとったものの、駒沢や青学の選手には、振り切られると予想された。

 今回の勝敗を分けたポイントは、いくつかある。第一のポイントは、5区青山学院の久保田が、東洋大学の桜岡駿との並走に敗れたこと。まずここで、青学原監督の予想がくるいはじめた。次に、6区東洋大2年、野村峻也が12.3キロ地点で、青山学院 渡邉心(4年)を振り切ったこと。既に渡邉に振り切られていた野村は、渡邉が安心したと思われた矢先に、驚異的なスピードで、スパートをかけた。そして、7区東洋大堀龍彦(2年)が、7区6.14キロ付近で、青学大橋本峻(4年)を振り切り、8区に襷を渡す時には、27秒差をつけたこと。青学大の神野大地は、当初、30秒あれば、東洋大4年の上村を振りきるとみられていた。それは、今年の箱根の5区の神野の快走を念頭に置いた推測だった。現実には、神野大地は、2度の疲労骨折を経て、出雲では、回復していると説明がされていたが、完全な状態で、練習に挑める状態ではなかった。ゆえに、8区で襷を受け取った時、東洋大 上村和生が、最初の1キロを、2分50秒で入ったのに対して、2分52秒程度の入りのスピードに留まった。さらに、上村は、2年生の時、9区で箱根の優勝メンバーだった経験に加え、1万メートルのタイムは、28分35秒と、青学大神野大地と、さして差はなかった。8区の後半には、アップダウンがあり、山での走りと同様の状態もイメージできるが、箱根5区のアップダウンに比べると、それほど、差が出る要素は少ない。それは、過去の全日本で東洋大当時の柏原が、8区 駒沢大当時の窪田との間、1分30秒の差を、魂の走りで、30秒まで詰めたものの振り切れなかったことを振り返ると自然な見方のように思える。しかしながら、あまりにも、箱根での神野の「新山の神的」快走と青山学院の総合優勝タイムが衝撃的であったために、30秒以内であれば、当然、1位に躍り出ると推察されたのではないかと思う。

 尚箱根の真の「山の神」と言えるためには、4年連続又は複数年連続で区間記録ないしは、区間新を続けてはじめて称することが許される。「今井正人」も、「柏原竜二」も、山の神であり続けた。

 しかし終わってみれば、1区から8区まで東洋大は区間賞を獲得した選手が4人を占め、駒沢大がかつて樹立した最速優勝タイムに迫る記録となった。優勝インタビューで、東洋大酒井監督は、感極まりながら柏原、市川、設楽の悔しさが優勝させてくれた…と応えた。東洋大学は、結果として、全員が1秒を大切に削り出し勝ち取った勝利となった。それに対して、青山学院は、当初見込んでいた計算が微妙にずれてしまい、結果としてゴール地点では、1分以上の差ができてしまった。駅伝に絶対はないことを改めて思い知らされた大会でもあった。青山学院は、この結果を踏まえ、箱根駅伝の2連覇を胸に万全の状態を作り上げてくるだろう。それに対して、東洋大はもとより、駒沢大、早稲田大はじめ他大学は、姿勢を正して準備することになる。

 今の自分を越えようと、チームの歴史を塗り替えようと、心を尽くし、精一杯走りぬいた全国の大学生にこの場をお借りして心から敬意を表します。


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