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閉鎖空間でのハラスメント認知 [公益通報]

閉鎖的な空間の中で指導者の立場にある人がパワーハラスメントと認知されるケースが増えている。


135の判例に学ぶパワーハラスメントの真実

135の判例に学ぶパワーハラスメントの真実

  • 作者: 孝雄, 中村
  • 出版社/メーカー: 労働新聞社
  • 発売日: 2020/08/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されない方法

「自分が絶対正しい!」と思っている人に振り回されない方法

  • 作者: 片田珠美
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2015/10/09
  • メディア: Kindle版
アンガーマネジメント (日経文庫)

アンガーマネジメント (日経文庫)

  • 作者: 戸田 久実
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版
  • 発売日: 2020/03/14
  • メディア: 新書
閉鎖的な空間の中で指導者の立場にある者が、相手が自由な意思決定をしにくい状況の中で、かけた言葉かけが著しく相手の心に響き悲痛の感情を抱きながら、当該場所に訪れなくなることがある。そのようなケースは、産業の場で上司と部下の間、医療の場で医師や支援スタッフ、介護の場面では、介護スタッフと支援を受ける方との間で生じうる。それに加え教育の場では、教室空間の中で指導者と生徒との間でも起こる。産業の場で、上司に厳しい言葉をかけられて出社拒否を続けた結果、抑うつ症状を呈し、医療機関を訪れる人もおられる他、教育の場で教師から厳しすぎる指導を受け、それがトラウマ体験になり不登校となるケースがあると言われている。言葉をかけた教師が子供の学力に配慮して、特別な支援を行う場合には、登校を継続することができる。しかし概して子供の学力を一律に捉え、一定のレベルに達しないと、存在を否定すると認知される教師も稀にいると聞いている。心理職は教員と連携して発達・知能検査を始めとして行い本人の心理特性を捉えて、得意・不得意を見極め、得意を伸ばし、不得意を支援する方向で支援するが、時に成績が伸びない子供に対して、当初から存在を否定する発言を行うステレオタイプ的な見方をしている教師が依然として存在することは複数のカンファレンスを通じて聞いている。不登校状態にある子供の背景を聴いてみると、上記の教師により、閉鎖的な空間の中で指導という名の下に、厳しい言葉で存在を否定されるような表現で厳しく叱られたという話が聞かれる。程度によっては、脅迫(刑222)や強要(刑223)の構成要件に該当する発信源の根もとを辿ると、不思議と特定の指導者に行きつくことがある。

 子供の心理対応について心理専門職の助言も受けず、他人の担当する子供に介入し「深く話を聞かない方が良い」等と言うこともあると聞かれる。それは他ならぬ、自らの経験の中で不登校となる結果を生み出してきたことと心理専門職をはじめとした他者と同一化する思考が根差しているからに他ならない。自分がそうだからと言って特に専門職の支援がそうだとみなすのは極めて浅薄な思考であり、そのような思考が継続され上記のような被害者を生み出すならば、閉鎖的空間の中で当該指導者の指導を受ける人にとっては、子どもや保護者を含め極めて不幸なことである。閉鎖的な空間の中での行動をビデオ撮影して管理者が記録する必要があると考えざるを得ない程、深刻なケースがあることを、心ある教師や若い心理士から風の便りで耳にするのは、稀有な経験なのだろうか。 そのような指導者の特性を振り返ると、大切な期限を守らないことや、自らのクラスで虐めや人権に関わる問題があることを周囲に知られることを回避することである。決まって「大丈夫です」と応える心理的防衛の背景には、様々な物語が隠されていると推察する必要がある。尚、このような存在に限って、著名な大学教授の指導を受けると自らの対応が改善されると誤信している人も多いが自らの過去の行為を反省しパワーハラスメント認知をもたらし現に引きこもってしまった子供に認知の元となった指導を謝罪し、行動変容しなければ、いくら著名大学の教授や准教授の指導を受けても根本から改善することは難しい。

 同様に指導者がいじめ支援の指導の課程でむやみに不要な自己開示を行うとクライエントの成長を妨げる。そのことを自覚せず、心理専門職(有資格者)の領域を侵して、経験則だけで相談や無用な自己開示による指導に当たるのは、誰よりも支援者と錯覚した指導者の存在を分かって欲しいという欲求を伝えているに過ぎず、要支援者の自己成長を妨げる危険な営みとなる




不登校は9タイプ: 教室復帰の7ステージと不登校の抱える6つの不安心理の説明書 (不登校教育研究所)

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  • 出版社/メーカー: 不登校教育研究所
  • 発売日: 2017/05/11
  • メディア: Kindle版
「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏みだすとき (おそい・はやい・ひくい・たかい No.109)

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  • 作者: 内田 良子
  • 出版社/メーカー: ジャパンマシニスト社
  • 発売日: 2020/07/25
  • メディア: 単行本
学校の先生・SCにも知ってほしい:不登校の子どもに何が必要か (子どものこころと体シリーズ)

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  • 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
  • 発売日: 2016/03/24
  • メディア: 単行本



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