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北海道マラソン2022 [学び]


北海道マラソンが開催された。

大学駅伝2022夏・秋号(陸上競技マガジン2022年10月号増刊)

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  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2022/09/15
  • メディア: 雑誌


大学駅伝2022春号 (陸上競技マガジン2022年6月号増刊)

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  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2022/04/28
  • メディア: 雑誌











北海道ランニング大会ガイド2020

北海道ランニング大会ガイド2020

  • 出版社/メーカー: 北海道新聞社
  • 発売日: 2020/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

同大会は、パリ五輪の出場権を決めるMGC切符を懸けた大会でもあるが、夏の大会として昨年開催された東京マラソンと同じコースを含んでおり、北海道大学の敷地内を走りゴールする大会でもある。男子マラソンは、過去にMGC切符を獲得した経験のある実業団選手も含め、著名なランナーが多数参加したが、ワンツーフィニッシュをしたのは、大学生の2人だった。


 1位は東京国際大学のルカ・ムセンビ選手。MGC獲得に関わる大学生選手として、2位に東洋大学の柏優吾選手が入った。同じ東洋大学所属で、箱根駅伝10区で3位を死守した経験もある清野大雅選手【6位入賞】とともに、第二集団で、トップを走るムセンビ選手を追いかけていたが、41㌔地点でギアチェンジしてスピードを上げ、2位集団から抜け出した。途中、ドミニク・ニャイロ選手(NTT)の後方を走っていたが、最後の絞りだし、ラストスパートでニャイロ選手、日本人の実業団選手からも抜け出し2位でゴールした。時間は、2時間11分41秒。初マラソンでの記録は、かつて下田裕太選手(青山学院―現GMO)が2時間10分台の記録を在学時に刻んだ記憶があるが、MGC切符を学生として獲得したのは柏優吾選手(東洋大)が初となった。


 もっとも、出雲・全日本・箱根駅伝とこれから駅伝シーズンに入る中で、必ずしも調整方法としては、難しい選択をしたのかもしれない。実際、柏選手がゴールテープを切った時、倒れ込み、起き上がることができない程、疲労していた。この疲労を回復するためには、しばらく時間を要すると思われる。解説をされていた渡辺康幸住友電工駅伝監督(前早稲田大学監督)も調整が難しくなる旨言っていた。しかし他の強豪大学に勝利するためには、いつもやらないことをしなければいけないとも言っていた。


しかし何故東洋大学の酒井俊幸監督は、駅伝シーズンに向けて、選手を北海道マラソンに出場させたのか。それは、パリ五輪を目標に見据え学生の成長を見守ること、全日本大学駅伝のシード回復、箱根駅伝優勝の布石を築くこと、昨年の服部勇馬先輩(東洋大―トヨタ自動車)のリベンジのためでもあると思わざるを得ない。それに加え、東京五輪の20㌔競歩で東洋大出身の池田尚希選手が2位でフィニッシュしたこと、世界陸上オレゴン35㌔競歩で同じく東洋大出身の川野正虎選手(旭化成)が2位でフィニッシュしたことが、マラソンと競歩は異なるとは言え、長距離種目での結果を踏まえコンデュション調整が成功したことが隠れた自信の根拠となっているのではないかと捉えている。更に東洋大学陸上競技部には、短時間に疲労を回復する秘密兵器を導入したとも聞いている。今回6位に入った清野大雅選手も2時間12分20秒でフィニッシュしており、初マラソンとしては、見事な走りだった。清野選手は、箱根10区を走破した時、直前に亡くなった祖父の思いを抱き「一秒を削り出せ」を腕に書き、走破した。いずれにせよ、MGC切符を目指すマラソン大会は、もはや日本の実業団選手に留まらず学生にも開かれた場となった。実業団に入れば、色々と失うことが怖くなることもあるだろう。何も失うものがない学生ランナーが成長しパリ五輪のトラックの最終コーナーをメダル目指して、ケニア、エチオピアの実績ある一流選手とともに「その一秒を削り出し」42.195㎞を走り切る光景が見られるかもしれない。


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 MGC出場権学生第1号の東洋大・柏優吾 箱根未経験の4年生がマラソン初挑戦で快走/北海道マラソン | 月陸Online|月刊陸上競技 (rikujyokyogi.co.jp)


男子は学生ワン・ツー 優勝はルカ・ムセンビ 2位柏優吾はMGC出場権獲得 女子は山口遥がV/北海道マラソン | 月陸Online|月刊陸上競技 (rikujyokyogi.co.jp


男子は東洋大の柏優吾が2位、女子は山口遥がV 北海道マラソン - 産経ニュース (sankei.com)


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箱根駅伝:箱根駅伝で快走した東洋大アンカー・清野太雅、右腕に書かれた「おじいちゃんの為に」 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)


 “おじいちゃんの為に”箱根駅伝東洋大学3年生・清野太雅 右腕に書かれた特別な思い(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース


今年の箱根駅伝4位・東洋大の清野太雅らが北海道マラソンに初挑戦(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース


北海道マラソンで東洋大勢が活躍 箱根駅伝連覇狙う青学大の原晋監督「一番のライバル」 : スポーツ報知 (hochi.news)


東洋大学・清野太雅 〜祖父に捧げる力走〜 - YouTube


第74回 福岡国際マラソン:岡ちゃんの心のつぶやきノート:SSブログ (ss-blog.jp)











Daily Notebook: Marathon Sport Keep Calm And Marathon Notebook

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  • 作者: donovan, marianne
  • 出版社/メーカー: Independently published
  • 発売日: 2022/08/23
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