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甲子園-大方の信念を覆す逆転劇 [学び]

104回 全国高等学校野球選手権大会、準々決勝 第三試合、春夏連覇を目指し、優勝候補の筆頭にいたチームの夏は終わった。


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甲子園 2022夏 完全ガイド [高校野球マガジンvol.20] (週刊ベースボール2022年8月27日号増刊)

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秋の大会、選抜優勝を果たし、史上3度目の春夏連覇を目指していた。このメンバーでは、負けたことはなかった。夏の大会の1回戦旭川大には、3点先制されたことはあったが、着実に逆転し6対3として初戦を突破した。2回戦は、秋田松陰に投打で勝った埼玉代表の聖望学園を190と圧倒的な力の差で退けた。準々決勝は、誰もが大阪桐蔭が突破すると思ったことだろう。


 7回裏、大阪桐蔭の攻撃で、下関国際が見せた3重殺(トリプルプレー)があった。この3重殺は、100回を超える大会の中で9回目の出来事である。何と言っても63アウトまで4点失点しながらも投げぬいた古賀投手と


それを引き継いだ仲井投手の気迫のこもった逃げない投球である。


 7回、1,2塁を埋めた大阪桐蔭は、2者の塁を進めようと、送りバントに出たが。投手前の小フライとなった。その球を2塁、1塁に投げた。既に3塁、2塁に向かっていたランナーは帰れず、3重殺となった。


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 9回表1アウト、2、3塁にまで進めた下関国際は、4番架谷一塁手。奇しくも平凡な一塁フライの捕球を慎重に捕球を試みた末、落球し4点目の失点に導いた選手だった。大阪桐蔭のエース前田投手の投じた真中高めの球を上から叩きつけた。結果、前進守備の間を破りセンター前まで転がった。3塁走者は本塁に生還し同点、2塁走者は、3塁を回った時、下関国際の監督は、「(塁を)回ってくれ」と心の中で叫んでいた。2塁走者は、ホームベースに向けてヘッドスライディングで生還、センターからバックホームされた球は、間に合わず5対4と試合をひっくり返した。大阪桐蔭の最後の攻撃、9回ツーアウト、仲井投手の投じた一球、背番号7番 大阪桐蔭の田井選手のバットはあえ無く空を切った。


 この度の下関国際の勝因は、両投手がインコース攻めで追い込み、バットを短く、投手の投ずる玉にくらいついていたと専門家から分析されていた。


 この結末を誰が予想していただろうか。2回戦の聖望学園戦終了後、NHKのスポーツ解説で落合元監督でさえも大阪桐蔭の優勝は確実といったニュアンスで回答していた。過去の対戦成績や結果を踏まえ、必ず勝利するといった予測を思い描き、結果に対するビリーフ(信念)が形成される。当初確信を持って維持されていた信念がある時、間違った信念=イラショナルビリーフに転化する。この度、身をもってその真実を実証してくれた。


 104回準決勝は、20日、仙台育英(宮城)、聖光学院(福島)、近江(滋賀)、下関国際(山口)の4校。22日の決勝は、仙台育英と下関国際の戦いとなった。深紅の大優勝旗を掲げるのは。何方か。個人的には、7年前未解決の課題となった優勝旗が「白河の関を超えるのか」に注目している。


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