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言葉遣い、態度の乱れという認知行動から生ずる倫理意識の欠如と時代背景 [心理]

電車の車中、鞄が隣の人に接触しただけで押し返して「お前」と脅迫的言動で表現した40代前半の男性と出くわした。しかもその男は、わざわざ自分の体を周囲に寄せて体をぶつけてくる「当たり屋」だった。過日、撃退したストーカーといい、「言葉遣い、程度の乱れからする倫理観の欠如」を感じた。必ずしも一般には言えないが、世代的に共通するものを感じている。それは1991年~1993年のバブル崩壊期に丁度20代後半、仕事の面でさあこれからという時にあたかも橋桁を外された経験が親世代やご自身が体験した心傷体験が隠れてはいないか。

 高齢者から欺罔行為を用いて多額の金銭を借りてスタジオを作り、未だに返済しない音楽関係者とそれを幇助した大学名誉教授、大学名誉教授同士通じて、高齢者の訴訟資料を紛失した高齢弁護士同様、助けて戴いた恩を仇で返す行為を是認する考えを曲げない輩は、論外である。




バブル崩壊――1990年代 (ひとびとの精神史 第8巻)

バブル崩壊――1990年代 (ひとびとの精神史 第8巻)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/05/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
バブル :日本迷走の原点 (新潮文庫)

バブル :日本迷走の原点 (新潮文庫)

  • 作者: 永野 健二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: 文庫
勿論、言葉遣いや態度に関する親世代からの教育が徹底している家庭では、大人に成長した後も言葉遣いや態度は、個人の尊厳に基づき適切な態度を示しているように感じる。社会的に一定の立場の家庭では、当然、年齢に関わらず、相手の立場に立った対応をされている。しかしながら時に子供達の言葉遣いや態度に向き合うと、「ありがとうございます」と深々とお辞儀をして下さる方もおられる。年齢に限らず、言葉遣いや態度に関する礼儀は貫かれている。家庭によって異なると思われるが、それは、自我意識の強さとともに世代間伝達されているものでもあると思われる。他方で、長い人生の中には、職業生活の中で辛い体験をしていることが多くある。最近では、被災体験であったり、東日本大震災の体験であったりするが、今から30年前、経済的には、1991年のバブル崩壊期に、それまで正社員として苦労を重ねてきていざ、これからという時に、親がリストラにあい立場を見失ったり、自営業の基盤がある日突然崩されたりした者があったと思う。自身の場合幸いその時期は、はざかい期ともいえる時機で、色々創意工夫を重ねながら研究を積み重ね臨床心理実践を恐らく生涯の研究テーマとすることとなった。

 他方で、思春期から青年期にかけてバブル崩壊期を過ごした方の中で、その親世代が経済的破綻を招いた組織の影響を受けてしまった方は少なくないはずである。勿論、言葉遣いや態度に関する倫理規範を世代間を通じて学んでいる家系の方は、いかなる状況にあろうと人さまへの尊敬の念は貫かれている。ゆえに、常に凛とした態度で接して下さる。しかし必ずしもそうではない方の中には、親の経済的破綻のあおりをうけて、心理的、経済的虐待に曝されたり、社会的弱者としての自分の親の首を切った上司の世代に対して敵意を抱いていることがある。従って親の上司と同世代の人に対して敵意を抱き、言葉遣いや態度の中で個人の尊厳が貫かれなくなってしまうことは、様々な相談の場で体感している感覚である。

  過日、①撃退して警察にも報告したストーカー、そして②電車の中で読書中、鞄が触れただけで、「なんだお前」と人を愚弄する脅迫的言動(刑法223)をした男性(4番1号車左のドア進行方向左の吊革付近)は、わざわざ複数回、身体を押し返してきた(刑法208条)40代前半の同世代として偶然、共通し、バブル崩壊期に思春期や青年期を過ごしたと解された(身長170㎝+α)。親の愛情の下に育てられなかった自己不全感の背後にある寂しさがもともとある強迫性格が加わり、他者への過度な情緒的な依存心と自我意識の脆弱性が見ず知らずの他人様への攻撃行動となって表れたものと解される。そして①②のケースに共通する特性は、ワーキングメモリの弱さであると捉える。いまでこそ②電車に乗って多動傾向を示すことは少ないが、注意保持の中で様々なイメージを許容するイメージの広がりを担保するワーキングメモリの脆弱性が根底にある。それゆえ、①自己と他者の認知の混同を起こし、また、②自己と他者の立場の混同が嵩じていざ、かっとなると、人さまを「なんだお前」暴言を吐く行動パターンができてしまう。その背景には、親世代が一定の社会的な立場にあり、経済的に安定していれば、そして義務教育課程を通じてしっかりした高等学校、大学教育を受けていれば、また、中高卒御も実業団に所属して徹底した社員教育を受けていれば、上記のストーカーのような行為に転じる可能性は低いし、電車の中で、鞄の一部が一時的に触れただけで人さまの目をにらんで「何だお前」などと言う不遜な態度をとることは極めて少ないと解するのが自然である。

 上記のようなバブル崩壊を前提とする仮説は、今の所仮説にとどめておくが、いずれにせよ上記の同世代の方々が、何も言われなき関係性の中で、そのような不遜な態度で攻撃行動に出たり、つきまとい行為を行ったりすることは、差し控えて頂けると幸いである。加えて、SNSサービスで主治医の了解も得ずに躁鬱の対応法について問いかけ、自分の気に召さない回答をした心理士には、暴言を吐いたり、有料でもないのに様々な質問を投げかけてくる自称障害者の不遜者、検閲の禁止に違反する行為を続けている公開グループのFacebook管理者が気に入らない投稿は一方的に削除したり、アカウントをブロックし既に数多く投稿された内容にアクセスできないようにする不遜な管理者は論外である。訴訟資料が入った鞄を電車の棚に置き忘れて弁護士バッジとともに盗まれ、警察署に届けたと騙る弁護士(T大学名誉教授)とは異なる信頼できる弁護士に依頼して証拠を収集し、しかるべく時に公益通報を含む法的措置に移行することを覚悟しておいて頂けると幸いである。

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