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大雪のはずれ予想 公共放送 報道 【追記】 [学び]

10日の大雪予想に関する公共放送の報道は、概ね外れた予想だった。特に午前7時59分頃、女性アナウンサーの「予定の変更も検討なさって下さい」といった表現は、通学や勤務地に向かう多くの人にとって動機を妨げ、必要な外出はもとより、自動車の使用の機会を奪う等、過度な恐怖をもたらす不適切な注意喚起を含む内容だった。

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【追記】
2月13日の報道では、首都圏平野部でも、8cmの積雪があると2月14日の予報がされていた。今回は、経済界までテレワークの要請があるとの報道があった。しかし13日日中から雨が降り始め、深夜から14日朝まで降り続いた。雪は、早朝4時に降りやむ予想もあった様子であり、白銀の世界を創造していたが、路面の凍結も見当たらない状況である。雪による交通被害がないことは幸いであるが、そもそも予報が全く外れていることが問題であるように感じている。各自の生活領域では、気象予報士による報道を踏まえ、時に懐疑的な見方も参考にしながら、身近な場所での空を眺める等、自ら経過観察を行うことが重要だろう。コロナ禍の中で、外出を控えるという意識が隠れているからなのか、また、交通障害については、1月6日を始め、大規模な交通障害への対応に対して過度な防衛が定着しているからなのか、間違った大雪の外れ予想は、いずれもトラウマ感情が背景にあると解さざるを得ない。14日朝、東京23区の降雪予報がなくなった旨テロップが出されていた。また朝起きたら雪が降っていない、良い方向に降雪予報が外れたと男性アナの説明があったが、そもそも当初から外れる予報は予報では断じてあり得ない。実際に自分の目で確かめた上での99%の正確な根拠がなければ、特に公共放送の中で断定的表現で、最初からしない方が良い。
全録の録画を振り返れば、明らかに感じることと思う。テレビのテロップでは、大雪の予想の大きな帯が垂れ下がり、同日、Olympic放送を録画していた人にとって見る必要が希薄な内容が放送されていたことと思われる。確かに山側に近い地域では、雪が積もるのが自然であるが、それ以外の地域では、大雪予測はいわば、虚偽の内容に近い報道だったように感じる。確かに1月6日の雪で事故に見舞われた経験を踏まえると、大雪は恐い体験となる天候であろう。しかしその日は、雨混じりの雪であったし、平野部でも当初予想されていた5cm~10㎝と積もる気配がなかったように思う。


 思うに近年、天候の予測をはじめ、事実と異なる大げさな報道が多いと思う。報道するアナウンサーの主観が強くでてしまうケースが多く、その報道を受信した人は、心理的な影響を受け、行動が委縮してしまうことが多くみられる。その報道の御蔭で、怪我に見舞われず、事故を起こさなかった人もいるかもしれない。しかし、10日の多くの地域では、大雪予想が外れたのではないか。気象庁の大雪予想を過度に一般化せず、焦点化して報道していただきたいと願う今日この頃である。

 率直に気象予報士の資格を持たない方や資格を持っていても現場で検証する姿勢がない方は、時に虚偽放送となり生活の妨げとなるため、くれぐれも報道の場で、気象について触れる発言は、厳に慎んでほしい。また、大きな帯を画面に垂らす形で、不必要なテロップを流し続けることも速やかにやめて欲しい、個別にスマホで検索できる時代であり、必要に応じて検索をしているのではないかと思うのである。特に公共放送は、サブチャンネルを通じて気象予測するシステムに切り替える必要がある。国民のニーズに応えられないのであれば、故人開設銀行口座からの不正引落し継続、不正使用を含、新契約の際、個人情報保護を無視して、個人情報提出を強要するなど、国民をあてにせず、自助努力で予算を積み上げる必要がある。IMG06746.jpg


【再追記】


別件であるが、コロナ禍の中で通常進行していたスケジュールにくるいが生じていることも感じる。世界的なエネルギー危機の中、ガソリンや電気等が高騰し、諸物価上昇に歯止めがかからない。顕著に個人所得にも影響する中で、国税申告後のスケジュール(還付請求の大幅遅延)にも影響を与えている今日この語である。補正予算と称し、過大な給付金を交付し続けたつけが今回ってきていると解さざるを得ない。21年に政権が移行してから諸々の手続が顕著に遅れている。ガソリン価格の高騰については、経済担当大臣が中東とのコミュニケーションを蔑ろにしたと認知されていることに起因するとも思われるが、経済対策においても、天気予報と同様、間違った見たてと本来遂行すべきスケジュールは速やかに正規に戻す姿勢が重要である。


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