SSブログ

東京五輪2020開幕 [健康]

コロナ禍の中、東京五輪2020+1が開幕した。開会式では、多様性に重点を置いていたと言われるが、それを象徴するかのようにテニスの大坂なおみ選手が最終点火走者となった。IMG01659_HDR.jpgIMG01660.jpg


率直に感じたのが長いという印象だった。手元の時計をみると、午前零時を回っていた。子供達が参加する中で今少し圧縮できなかったのかと感じた。多様性と調和をテーマとする中で、「なんでもあり」という印象を受けたが、大切なことは、コンセプトの中で日本らしさを出しながら統一感を持たせることである。良かったと感じたことは、五輪の種目を示すピクトグラムをパントマイムで演技した姿があり興味深かった。バドミントンでラケットを落としてしまったことは残念だったが、演技者の方は協力して努力を重ねていたように感じた。

 冒頭、日本国旗を掲げた姿があった。自衛隊の方が日本国旗を掲げ、国歌斉唱となった時は、国粋主義につながるものではないかと危惧した。歌手のMISYAが多様性を表現するレインボーカラーの衣装で身を包み、国歌斉唱された。選手の入場行進は、各国の尊厳のために時間をかけることはやむを得ないと感じたが、他方でコロナ禍の中、密になることを危惧した。PCR検査を行えば、クラスターが発生しないか、そのことで肝心の競技に支障を来さないかが危惧された。

 開会宣言が長かった。橋本聖子氏とバッハ会長の宣言は、予定時間より10分以上長く20分かかってしまった。伝えたい思いが数多くあったのだろうか。聖火ランナーの中に、王貞治氏、長嶋茂雄氏、松井秀喜氏と、侍ジャパンにも関係があり、国民栄誉賞にも輝いたレジェンドが、五輪3連覇を果たした吉田・野村氏の二人から聖火を受け取り、医療関係者や被災地の子供達につなぎ、パラ五輪のメダリストに繋がった。

 最終ランナーは、現役テニス選手の大坂なおみ氏だった。この人選については、ネットで専ら否定的意見が飛び交っている。何故、五輪の実績が未だない人が聖火ランナーを務めているのかという趣旨が主だった。この場を借りてお願いしたいことは、日本のためにテニス競技で金メダルを取ることが絶対命題となった。そして、勝利をした暁には、心の病気を理由にインタビューを避けたりしないことが大切である。加えて競技の中で、思い通りにいかない状況に追い詰められても決してラケットを地面にたたきつける等破壊行為を行わないことである。




 個人的には、多様性といっても聖火の最終ランナーは、日本国民の気持ちを表現する方が努めて欲しかった。1964年の東京五輪では、最終走者は、1945年8月6日に生まれた坂井氏(早稲田大)が指名されたことに象徴されるようにメッセージ性の高いものだったように思う。この度の最終走者は、多様性を表現するとは言え、髪型を日本人らしく清楚に整えて欲しかった。大切な場で、日本国民の期待を一身に受けた儀式をされたのだから、金メダルを獲得するように全力で立ち向かって欲しい。そして獲得後は、インタビューから逃げないで欲しい。都合が悪くなると日本から去り、米国に逃げ込まないで欲しい。


 心理士(師)として申し上げたいことは、心の病については、自己解釈ではなく、医師の診察を継続的に受診され、服薬指導と心理士(師)のカウンセリングを受診することをお勧めする。ラケットを叩きつける等の破壊行為を回避するためには、アンガーマネジメントやアサーショントレーニングを学ぶ必要がある。あくまで個人的な見解であるが、演技性・自己愛性の色彩が色濃く見え隠れするように見える。しかし正式な主治医の診断があるならばそれに従う必要がある(法42条)。




 少なくとも王氏、長嶋氏から聖火を引き継いだのであれば、必ず金メダルを獲得されるパフォーマンスを実践されるとともに、正規の方法で心の病を克服され、真の意味で日本人の期待を表現する存在になって欲しい。

 IMG01655_HDR.jpgIMG01656.jpg  IMG01658.jpg 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント