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東京五輪選手登録-感染者の入国・移動の基本対応【追記】 [健康]

東京五輪2020+1が開催される。それに応じ国外の選手が日本に入国する。仮に感染者が出た場合、直ちに選手登録から抹消し自国で治療に専念して戴くことが適切であり、仮にメダル候補者と言えど、空港から移動する前に速やかに濃厚接触グループともに本国にお戻り戴く対応が日本国民の健康を守るという観点から重要である。


【追記】

その後2022 世界陸上オレゴン大会では、日本選手団の一部にクラスターが発生し重篤な状態が発生した。

マラソンの男女2選手+女子1選手に加え、男子200mの主力選手が感染し出場辞退を余儀なくされた。

いずれも入賞ないしは優勝争いに加え4×100mの主力選手とみられていただけに誠に残念であり、他の選ばれるべき選手の存在を思うと悔しい気持ちが沸いてくる。体脂肪数パーセントまで減量して挑む競技でもある場合、感染への抵抗が低下することが予想されるが、何故、感染してしまったのだろうかと考えてしまう。

 選手の責任でもあるが、やはりスタッフの責任である。感染時など、緊急事態を想定した補欠の選出を含め今後、コロナ禍での競技参加の機会を考えると、真剣に考えなければいけない問題である。特に優勝やメダルにからむことを期待されている選手が感染した結果、出場停止(禁止)となるのは、厳しいかもしれないが、誠に論外である。どのように素晴らしい自己記録をもっていたとしても今後の代表選出を見送らざるを得なくなるのではないかと思う。世界選手権は、2023年にも開催予定であるが五輪は、原則的に4年に1度であることを肝に銘じなければいけない。






率直に感染者が出た場合は、空港に降りる前にグループ全体が強制送還の手続をとることが適切である。また仮に空港で降りた後に感染が判明した場合、経過観察を行わずに速やかに本国にお戻り戴くことが常識的な対応となる。現に感染者を迎い入れた市の複数職員の方は、濃厚接触者と認定され自宅待機を強いられている。もうすでに若年者も含め二度目のワクチン接種が完了しているのであろうか? 国税で外国の選手の健康をサポートする前に、国税を負担しているわが国民全体の健康を守る手続きを優先することが国民主権及び基本的人権の尊重に資する対応となる。国際協調主義も日本国民全体の健康が確保されて初めて意図するものである。

 五輪会場で酒を販売したり、酒を持ち込むことの可否に関して未だに議論があるが、上記のエピソードを踏まえると、それ所の段階ではないことは明白であろう。現時点では、仮に感染者が出た場合、選手村で隔離するという方針が組織委員会から出ている。しかしこれ以上、特に国外由来ウイルス感染による医療のひっ迫を招いてはならない。コロナ禍、5年以上継続勤務した心理士(師)を正当な根拠なく雇止めしてまで予算を確保している現実も聴く中、首相が国会答弁で豪語されたように安全で安心な大会にするために最低限、最低限の常識は、お守り戴きたいと感じる今日この頃である。


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