U24 ガーナ戦 [学び]
東京五輪を前にU24代表候補が招集され五輪初戦 南アフリカを想定したガーナ戦が無観客開催された。
A代表との試合で3点差で完敗しU24代表候補、先発メンバーは、FW上田をはじめ、堂安、久保、田中(碧)、相馬、中山、富安、遠藤、酒井、吉田、谷のメンバーが集結した。前半開始16分、久保のゴール右からのシュートがキーパーから弾かれた直後、堂安のシュートがネットを揺らした。続いて、前半32分、ゴール右に駆け込んだ上田からパスを受けた久保建英選手(20)が左足を振り抜き、2点目のゴールネットを揺らした。
前半シュートは、ガーナ0本に対して日本は、10本。試合を見て顕著に思うことは、ガーナ側での早いタイミングでボールをキープしていること、高い位置でボールを奪っていることである。特にOA枠で選ばれた酒井宏樹選手の右サイドの高い位置での守備が速やかに攻撃に転じている。特に激しいスライディングを試みているが殆ど、反則がなく、危険なエリアに入りながら後半44分3点目の相手のオウンゴールを奪う形となった。
後半3分、堂安からゴール前でパスを受けた相馬勇紀選手のシュートが4点目のゴールネットを揺らした。そして、後半11分、ゴール前に駆け込んだ上田が5点目のシュートを決めた。
その後半12分、相馬に代えて三苫薫選手、富安に代えて板倉選手が加わり、後半15分ガーナは4人の交代を行った。交代枠6人の中で、日本チームは、旗手、前田らが投入されたが、後半5点を取得後、細かなミスで冗長な試合となりつつあったが、後半44分 軽快なタッチでかわしながらゴール前に切り込んだ三苫薫選手(川崎フロンターレー筑波大学出身)が6点目のゴールを奪った。
ここまでのコンディションを整える努力の末、結果を出しているのに東京五輪の開催参加は難しいのだろうか。
過日、専門会議の尾身会長から普通ではない五輪開催の際の心構えが政府に提言された。「言い過ぎ」というご指摘もある様だが、専門家会議のリーダーとして真実を国民に伝えた勇気に敬意を表する。尾身氏の提言を踏まえた時、少なくとも五輪切符をカード(先払)で取得した観客に対しては、感染予防を徹底するためワクチン接種機会を提供したり、陰性証明提示のためPCR検査の機会を負担なく確実に付与するなど組織委員会に対する債権を保証することを当然の権利として期待している人はおられるだろう。組織委員会に対して陰性証明を条件として多忙な中獲得できずに、入場を断られれば、契約違反として返還請求訴訟を起こす方々もおられるかもしれない。
U24の選手達には、メキシコ五輪を超えた結果、即ちどうか金メダルを獲得して欲しい。今日のパフォーマンスをミスなく発揮すれば、決勝トーナメントを突破し、一番輝くメダルを獲得することができると期待している。
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