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脊椎矯正と呼吸法の深化 第三セッション [心理・健康]

高校駅伝が始まる前に脊椎矯正の三回目のセッションの施術を受ける機会に恵まれた。


背骨に教えられて―背骨を見れば病気がわかる

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姿勢を診て手当てする―手当ては医療の基本

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心と体の健康法―お釈迦さまの医療を現代人に生かす

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年末の慌ただしい中、脊椎矯正の三回目のセッションを受ける機会があった。三回目のプロセスも施術師の先生の構造化された手順により進められたが、筋肉を和らげる指圧から頸椎、腰椎付近の施術に進み、最後には、特に身体の中で調整が必要な部位に移行していった。この三回のセッションを振り返ると、先ず第一回目は、抑圧された感情が身体化して半ば解離状態を強化していたが、二度目のセッションでは、その状態を丁寧に身体への施術を通じて緊張を和らげて下さった。一度目は、痛みを感じる余裕が全くなかったが、二度目は、解離が外れており、身体の施術部位に痛みを感じた。しかし第三回目は、痛みを通り越したのであろうか、経絡と言われるツボを押される時のように心地よい痛みの感覚を感じることができた。二度目のセッションで感じた痛みは殆ど感じることはなかった。施術の先生に質問すると、痛みを感じる部位は、やはり筋肉が解れていないと答えてくださった。

 第三回目の施術では、一二回目を通じて概ね身体の各部位が解れている状態が持続しているためより、ピンポイントに患部に介入することができる。頸椎や腰椎に加え、脚の靭帯と前十字靭帯の正常性の診断をして頂いた所、特に異常な症状ではないと回答され安堵した次第である。

 感じたことは、施術の課程では、プロセス(手順)があるということである。即ち、弛緩する部位を絞り混んで施術をしていくプロセスには一定の手順があるようである。そしてその手順は長年の施術者の先生の直感で基本から応用にすすんでいると感じられた。1時間+αの施術の流れの中で修了後、率直に感じたことは、経絡と呼ばれるツボの各部位の間が貫通し全身の血流はもとより、気が巡るようになったという顕著な感覚があった。自宅研究室に帰ると頭部から頸椎を通り、肩から両腕、脊椎から腰椎にかけてスッキリと通る感覚、あたかも埋められていた気のトンネルがようやく貫通した感覚が得られていた。

 そして当初、腹式呼吸が浅い状態が続いていたが全身の施術を受けることで腹式呼吸がsmoothに行うことが可能となり、一回の呼吸法で下腹=丹田のみならず、両腕、首、頸椎、脊椎、腰椎、そして足裏に至るまで血流が顕著に改善し全身に「気」が巡り巡るという爽やかな感覚が呼び戻ってきた。全身に気が集中している感覚が顕著に感じることができた。とある場所での理不尽な対応から始まった怒りの身体化はこうして年内の3回のセッションに渡る達人の施術によって、顕著に改善してきているという感覚が生まれた。

  施術を受ける中で施術者の達人にあれこれと質問する機会にも恵まれたが、大学での解剖実習も含む研修時代を経て当該流派の施術を初めて30年、まだまだですとのお答えが返ってきて誠にもって感服した次第である。

 聞けば、複数の医療機関でも疾患が改善しない方が当該施術で顕著に改善した旨言われた。施術者の師匠は、1時間の施術を続ける中で、聾啞を改善に導いたことがあると伺った。加えて、腰部の障害に加え、両脚の部位で顕著な痛みを感じる部位が、複数回の施術で寛解した方がおられると言われ驚いた。もしかしたら発達障害や重篤な心理疾患にも適応があるのではないかと推察している。何はともあれ、三回の施術を経て、当初の痛みの潜伏化けを伴う主訴が解決したことは、今後心理面接においてもクライエントに適切に寄り添う中で結果を出すことが何よりもクライエントの癒しにつながるのだと振り返った。

 

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