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口腔内洗浄による感染症予防効果 [健康]

ポピドンヨードの効力について活発な議論が続いている。


薬に頼らずぜんそく・セキが止まるすごい方法 (わかさカラダネBooks)

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ポピドンヨードに関する大阪府知事と医師の研究報告がテレビ報道で出てから、Dragstoreの店頭から嗽薬の売り切れが続出していると聴いた。加えて関連製薬会社の株価は飛躍的に上昇し副次的な経済効果ももたらしている。他方でネット販売で高値で転売されるなど、医薬品である場合には、法律で罰則規定に触れる行為も現れている。

 このnewsを耳にした時、エビデンスに欠けるという医師や厚労省の見解がある一方で、甲状腺疾患や妊娠期の女性等一部の例外を除き、身体の健康確保という観点からは、口腔洗浄のどこが悪いのかという疑問が率直に想起された。確かにポピドンを口腔内で使用すると全ての細菌が消し去られ返って、免疫的な効果が失われるのではとの見解があるし、一部Schoolでは、嗽の効果はないと豪語する養護教諭もおられると聴いたこともある。

 しかしながら口腔洗浄という観点からすると、歯科医からは、歯磨きを推奨されるとともに、風邪を引けば内科医からは、アズノールを処方される。口腔洗浄をすることは、人間の健康を妨げる細菌やそれ以上に微細なウイルスを消し去る効果があるという意味で極めて単純で有効な方法であると解している。加えて、幼少期から世代間で嗽いと手洗いと教育を受け学習していることから、うがい薬で口内洗浄をすれば、様々な疾患の原因となる病気の予防ができると認識している人は多いと思われる。但しその認識が一部教育で崩されつつあることも確かである。

 嗽いをすることは、水嗽いであれ、ポピドンヨードであれ口内洗浄をする効果は、口内が清浄されたという爽快感を含め、健康につながるという信念を維持する行動でもあり、心理的に健康を保つ行為ではないかと思う。


 そこにおいて新型コロナウイルスの予防効果があるかという観点からすると論理の飛躍でもあると解されエビデンスを加えてと言いたくなる人達がいることは理解できる。しかしながら何故これほどまでに否定する方向で議論が進んでいるのか理解が難しいというのも現実である。何故なら連日、都では、300を超える感染者が増え、大阪で、愛知で、埼玉で、神奈川で‥等々、全国では、史上最大という数値が加算され一日当たり1000人以上6日は、1400人以上と、本稿で既に1月以上前に危惧していた状況にある。未だアビガンの承認はされず、ワクチンも今年中には生産が難しいという見通しのない状況にある中で、地方公共団体の長が医師と協力して生活に身近でありかつ安価な方法で感染予防に役立てようとする切迫した努力を示す真摯な姿勢が伝わってくるからである。感染予防の代案を示さない他、ただ漠然と経済との両立をするためと言ってgo-toキャンペーンといった明らかに感染予防とは矛盾する政策を実行化して連日100、200、300、400、全国で1000人と新規感染者の報告を受けながら、ただ何もできずに手をこまねいているだけの現状に比べれば、身近な方策を継続することで、少しでも感染拡大予防に役立てるため、何とかしなければいけないという真摯な姿勢がどれ程貴いものか、そして何よりも一地方公共団体の長が、私たち国民の生命と健康を相互に守ろうとする御気持がメディアを通じて伝わってくる。このことは、自分の生命や健康の支えになってくれる人がいると国民に認知させることによって守られている感覚を生じさせる顕著な効果がある。

 WHO における健康とは、生命、身体が病気や病弱でないばかりではなく、肉体的、精神的、社会的にも全てがウエルビーイング(満たされた)状態であることを意味している。全ての人々が健康であるということは、平和と安全を達成するための基礎であり、その成否は、個人と国家の全面的な協力が得られるかどうかにかかっている。その中で、国民の安全で安心な環境の下で生活する権利を守るという支援認知が守られるような国や地方公共団体の政策が日々の政治の中でつらぬかれていなければならない。

 嗽薬を使おうと、水嗽いをしようと口内洗浄をすることで口内の細菌やウイルスが減少し、自分の肺の中にウイルスが増殖することを防ぐ可能性があり、また、他の人への感染を予防する可能性があれば、手洗いに加えて嗽いを毎日することは健康を実現する信念に符合するものであり、日々増殖していながら手をこまねいている状態から一歩でも抜け出す契機とならないかと期待している。

 ポピドンヨードの効果に関するエビデンスは、製造販売する製薬会社や医師にお任せするが、エビデンスがどうかと批判する前に、また過去の数少ない研究結果にしがみついて嗽いの効果を否定する前に、自ら日々嗽いを実践される中で、様々なウイルスに感染しない状況を強化するように国は導いて欲しいと思う今日この頃である。

 因みに自身は、日常の健康心理教育の一環としてこの数十年、日々数種の嗽薬を使用している。風邪を引けば医師が嗽薬を処方してくださり、その指導の下に嗽いを励行し改善している。尚、未だかつてインフルエンザに罹患したことはない。2021年は、東京五輪が予定されている。新型コロナウイルスも、一刻も早く治療薬アビガンが承認され、ワクチン接種ができる環境になることを祈念する今日この頃である。

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