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新型コロナウイルス対策への様々な認知と対応-2年後の状況【追記】 [健康]

緊急事態宣言が発せられて1週間が経過した。


感染症 増補版 広がり方と防ぎ方 (中公新書)

感染症 増補版 広がり方と防ぎ方 (中公新書)

  • 作者: 井上栄
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2020/04/28
  • メディア: Kindle版
「新型コロナウイルス」―正しく怖がるにはどうすればいいのか―

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  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2020/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

緊急事態宣言後、2週間が経過した頃、近隣に居住する後期高齢老婆が、研究室前でマスクを着けずに接近して談笑していた。その御一人は、平素一人暮らしで孤独感を紛らわすため、しばし周囲に声をかけ会話に終始する行動傾向がみられた。特に困ったことにその老婆は、常時マスクを着けていないため、密接した場所で話しかけるのは、エアロゾル感染の恐れが生ずるため、率直にやめてほしいと周囲の人も感じていた。ある時、自身の中で直感し、研究室前駐車場のFTR223のエンジンを起動させると、研究室前からは、ようやく遠ざかっていったが、相変わらず、後期高齢の老婆御二人でマスクを着けずに話し込んでいた。

 
ペスト (新潮文庫)

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  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/04/25
  • メディア: ペーパーバック
この方々は、「エアロゾル感染」という知識はないのだろうと思いながら、親切心で説明しようとすると、更に当該後期高齢女性の御二人が感染者であれば、新型コロナウイルスに感染する危険が高まるため、怒りの感情を脇に置き、しばし距離化して控えた。その常時マスクを着けて距離を以て語るという常識を知らない二人のご老人は、以前自身が研究室屋上にいた際、「無断で屋根に登った」など、根拠のない言いがかりをつけてくる老婆でもあり、注意したことを忘れてしまう認知症の疑いがあることに加え、一方の老婆が唆しながら、他人さまの顔を所持するガラ携帯カメラで無断で撮影する等肖像権を平気で侵害する老婆だった。
 今一人は、今年の正月13日に公のごみ捨て場で、他人様のごみ袋を勝手に空けていた御本人である。言葉遣いが汚かったため、後日「他人のごみ袋を無断で開ける行為はプライバシー侵害で不法行為で損害賠償請求されます(民法709条)。尚、この紙を無断で剥がした場合には、器物損壊という刑法犯になります」とA4の用紙に打ち出し、掲示板に貼っていた。すると近隣の複数の方々に感謝の意を表されることが度々あった。嘸かし周囲の方々も他人のプライバシーを侵食する行為に困っておられたことと強く察せられた。しかしその一週間後、この貼り紙は、ご自分の親族がお亡くなりになるまで遠方(柏)の高齢者施設に追いやった元ホームヘルパーの老婆により無断で剥がされてしまった。かつて都内までホームヘルパーの仕事で御子息の車で早朝出張されていたと聞くが、ご自分の義母の世話は、ご自分で行わず遠方の高齢者施設に追いやったと自ら語っていた時と同様、周囲の人に聞こえる位の大声で、他人様の入院先を聞き出そうとする行動傾向が顕著であることに顕れるように、他人のプライバシーへの過度な介入がもとで仕事がなくなってしまったも聞かれた。他県の高齢者施設に移された御母上は、生前、嫁から罵声を浴びせられ虐げられていることを周囲に漏らしていた。このように後期高齢者の老婆二人には、率直に肖像権やプライバシー侵害という規範意識が存在しない。仮に知能検査をすれば言語理解の数値に反映されると解されるゆえ、ある意味では、対応が難しく何処へも行き場のない存在である。
 その後昭和の日に早朝から大声で女性同士が口論している声を聞いた。概要は、ベランダの上から通りすがりの女性に対して、上記の高齢女性が注視していたことで、自転車の女性は、やめて欲しいと叫んでおられた。
 その声を聞いて、強い拒否感や怒りが出てきたという心情に心を寄せた。通常であれば、対象が視界に入れば、見えてしまうというものである。しかしながら先の高齢女性は、興味関心を寄せて、必要以上にプライバシーを侵食する傾向がある。過日も屋上に登って作業をしていた筆者を気づかせるために、先の認知障害の末、言いがかりをつけてきた高齢女性にガラケータイのビデオで撮影することを教唆した経緯があった。
 振り返ると、心理的距離の取り方が不得手であること、過度に他者に介入する行動傾向があることに起因する。他人のごみ袋を無断で開けたりすることも同様である。即ちプライバシー権、肖像権等の個人の尊厳に基づく基本的人権に関する知識が存在しないために、自ら、周囲を知りたい、関わりたいという衝動の制御ができないと解される。しかし背後にある中核の感情は、自分の存在を過度に認めて欲しいという自己愛に満ちた慈愛願望欲求である。自転車の女性からは「マスクもしないで私に声をかけてこないで」と悲痛な叫びが聞こえた。その高齢者は、「私は、悪くない」と繰り返し言い訳をしていたが、嫌悪感が自然に与えてしまうことをしているる自覚がないのだろう。
 新型コロナウイルス感染症で世の中がセンシティブになっている今、自分の家の前だからと言ってマスクもせず、大声をあげて日中、我が物顔で道すがりの他者と関わろうとするその姿は、感染者の拡大の要因を物語っていると感じた。(後日、対人関係コミュニケーションでの衝突事故が起きないよう心配しているが、口論の場面は、偶然、研究室隣の監視カメラで撮影されており公益通報する用意があることを付言する)
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令和4年6月18日【マスクなしは、傷害未遂という犯罪:追記】
 しかしながらこの度のコロナウイルスの問題は、例えば、「エアロゾル感染」という知識がないことから生じてくる重大な危険をはらんでいる。他人のごみ袋に手を入れれば、感染の危険が高まることはもとよりであるが緊急事態宣言がされ、外出を控え、「三密の状態を作り出すことを回避してください」と国や地方公共団体の長があれほどまでに全ての国民にお願いしているのに、認知が歪んだ認知症の後期高齢老婆の心にはいっこうに響かない悲しい現実がある。幼少期に亡き親族から「あの人は、その昔、食べることに困り毎日違う男性客を家に招いていた」と聞かされていた。当時子供心に「汚らわしい存在」というイメージが染みついて常に回避しようとしていた。人は、誰しも自分の存在を認めて貰えないと、この度の新型ウイルスのようにしつこく関係を持とうとする輩がいる。昨年6月よりとある公園で嗽をしたことがきっかけとなり、ストーカーに付き纏われたことを想起する。今では、手洗い、嗽いは感染予防のために必要不可欠な営みとなった。
 
 ところで、「エアロゾル感染」の知識がないならば、必要に応じて心理教育という方法もあるが、両者の高齢女性は、認知症の疑いがあるため、何度説明して理屈を説明しても説明した内容を忘れてしまう記憶障害の問題も抱えている。緊急事態宣言2週間という重大な局面を迎えた今、近隣住民からの感染の危険を防ぐためには、身近にいて他人の領域を侵害してくる心ない後期高齢女性と適切に距離化するための工夫を積み重ねる必要があると感じている。
プライバシーの権利を考える

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アルベール・カミュ『ペスト』 2018年6月 (100分 de 名著)

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  • メディア: ムック
免疫力を高めてウイルスに勝つ 食べ物、暮らし方

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新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで (ブルーバックス)

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Counselorの訪問先も、在宅勤務、時差出勤等、感染症予防を意識した対応が各所で施されている反面、密閉した空間の中で、数多くの人が集いマスクもせず、更に近接した空間の中で、コミュニケーションを続ける等、あまり意識がされていない所もみられる。換気をしていても温度調節への配慮がない所もみられる。

 一番問題なのは、管理責任者及び主たる構成員がその状況が特に問題がないと捉えていると見受けられることである。コンサルテーションやカウンセリングが求められる空間で当面の間、感染予防の観点から様々な配慮を行う必要がある。そこで事の重大さを認識していただくために国の状況把握と各地方公共団体の意思決定の動向を把握する必要があると感じている。







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