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サンダーバードー国際救助隊の意義と活動 [学び]

サンダーバードが再放映されている。改めて、国際救助隊の意義と活動を振り返る必要を感じた。

https://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

サンダーバード ブルーレイ・コレクターズBOX(初回生産限定) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray

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サンダーバードを録画し見直す機会があった。50年前の映像であるが、今や夢物語ではない状況にあると感じている。トレーシー兄弟が、父親の指揮のもと、力を併せて、全世界からの緊急支援に対し、一分一秒を競い、人名救助に奔走する姿は、清々しい。米軍の軍隊がジャングルを特殊な乗り物で、調査をしていたが、穴に落下してしまい、結果的に、国際救助隊に支援を求めた。サンダーバード2号の5番目の格納庫にあるジェットモグラや牽引車を通じて、軍人が救助され、国際救助隊の存在に感謝したエピソードは、今だから非常に深い意味があるように感じている。

 最近、米軍の飛行機が爆音を響かせ、住民の睡眠を妨げるばかりでなく、練習中に墜落したり、自衛隊の公開練習中に、民間人に怪我を負わせる事故を起こしたり、日本の子供たちが通う学校や幼稚園の近隣にある米軍基地で、爆発事故が起きたり…といった現実と照らし合わせると装備の意味が明確に異なると思う。

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  それは、真の国際協調を目的とした人命尊重の立場に立っているかということである。サンダーバードは、緊急出動の中で一人も死なせはしない。仮想敵国も持たない。ただ、保持する装備を駆使して、ブレインズ(エンジニア)の助言のもと、トレーシー兄弟が、危急の局面の中で、人命を救助のために最善の策を見出し、実践していく。我が国の来年度の防衛予算が、5兆円超と伺うが、それだけの予算があったら、宇宙開発を含む国際救助隊の活動は可能ではないかと思う。

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 もし我が国で国際救助隊と同様の装備を備え、活動すれば、まさに、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調主義を理念とする、日本国憲法の理念にそぐう活動であると思う。それに加え、他の国々も、防衛の名のもと武器弾薬を用いて人を殺傷することが目的ではなく人命を救助するために、一生懸命になっている我が国の活動が日本国憲法前文並びに9条も規定する本来の国際平和を実現する活動として、協力関係を結集できるのではないかと淡い期待を抱くものである。

 米軍さえも購入することを控えた機体を何台も購入するよりも、国際救助隊が保有するような災害救助のための装備を開発し、備えることのほうが、世界同時株安を危惧する日本経済に歯止めをかけ、活性化に導くのではないかとかげながら思うのである。

  ここ数日、38度線で、戦争が起こるのではないかと案じていたが、幸い、地雷事件について遺憾の意を伝えたことで、今の所とりあえず収まった。自身は、20年前に、水色の軍事停戦会議が行われる38度線付近におうかがいしたことがあるが、当時、有事の際には、60秒以内に、国連(米)軍が出動すると説明ガイドからあった。八角塔の上から、望遠レンズをのぞき込むと、北朝鮮の兵隊が、自分のほうを双眼鏡で見ていたのを覚えている。この間、そんな思い出を想起した。

  この度の南北関係の中で、あのまま南北の国が威嚇砲撃を続けていたら、どうなっていただろう。双方の攻撃により、人命は、傷つけられたであろうし、現在、世界同時株安への不安が続いている経済活動は戦争のため、【軍需産業以外は】ストップしていたかもしれない。協力している他国の軍が出動した場合、現在、行われている被害者の方の調査に何等かの影響を及ぼすなど、日本も巻き込まれる恐れがあったのではないかと危惧する。

 顧みるとこの度の軍事衝突を回避することができたのは、38度線で行った両国相互の互いの存在を認め、関係を保とうとする「コミュニケーション」ではないか。両国の長い歴史の中で、38度線で対話という形での「対決」をする中で、解決していくという方法を学ばれたのだと思う。

   今日本には、直面するさまざまな課題がある。ここ数日では、台風、地震被害をはじめとする災害被害、通信ケーブル事故・火災などを原因とする鉄道事故、そして、何も罪もない子供たちが標的にされ命が奪われる事件等、枚挙にいとまがない。国の政策が本当に国民の生命を守る営みを本気になってしておられるのであろうか、先に述べた日本国憲法と、国際救助隊の精神を胸に、引き続き見守っていく必要があると僭越ながら感じている。

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   新学期が始まる。過日報告された文科省の調査を踏まえたとき、子供たちの生命を誰一人として危険にさらしてはならない。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/__icsFiles/afieldfile/2015/08/07/1360770_01.pdf

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1360770.htm

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