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英語学習の動機づけを妨げる指導者の信念(ビリーフ) [学習]

算数や数学同様、英語が好きな生徒がいる反面、極端に苦手感を抱く生徒がいる。その苦手感を軽減するため小学校から英語教育が取り入れられているが、その流れに乗れない児童生徒もおられる。その苦手意識が強くなると、登校を回避する意識が出てくるケースもある。誰でも得意なことと、不得意なことはある。そして、特に不得意が認知の仕組みに起因することがある。大切なことは、その不得意であること、認知の特性や個性に配慮しながら、授業や個別指導を進めることである。

バイリンガル版 のだめカンタービレ〈1〉 (KODANSHA BILINGUAL COMICS) (講談社バイリンガル・コミックス)

バイリンガル版 のだめカンタービレ〈1〉 (KODANSHA BILINGUAL COMICS) (講談社バイリンガル・コミックス)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
  • 発売日: 2007/03/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1) Shogakukan English comics

ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1) Shogakukan English comics 

作者: 藤子・F・不二雄

出版社/メーカー: 小学館

発売日: 2002/02

  • メディア: コミック

 

英語が苦手という言葉を生徒や保護者から聴くことがある。苦手でも楽しいというケースもあるが不思議と苦手と答える生徒をたどると同じようなパターンで同じ教師の指導を受けていることに気付くことがある。個別指導の経験から顧みると、表意文字ではなく表音文字であるアルファベットを記憶することが聴覚記憶、ワーキングメモリの観点から困難な人もいて、それは認知の特性からある程度仕方のないことがあることがわかる。それを、一律に動機づけに配慮することなく、授業を進めてしまうと、楽しくない時間を共有する生徒が増えてしまうことになる。若くても旧い考え方をお持ちの教員は、認知の特性を理解しようとせず、切り替えが効かない。一律に、指導を貫こうとすることに正義を見出しておられる。比較的若い教師に対しては、聞く耳を持つまで、待つ方法もあるが、英語が苦手という主訴が生徒や保護者面接で出るほど、知らず知らずのうちに増えているとき改めて省みる。義務教育課程で英語教育で大切なことは、生徒それぞれの認知の特性と苦手感にも配慮しながらできる子と同様にできない子供たちを楽しく学習に導いていく配慮が必要ではないかと思う。聞く耳を持つ指導者が増えていくことで不登校傾向が軽減していく側面もある。
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