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臨床動作法 [心理]

一定の動作をすると、alpha波の同期音が鳴る。

リラクセーション―緊張を自分で弛める法 (ブルーバックス)

リラクセーション―緊張を自分で弛める法 (ブルーバックス)

  • 作者: 成瀬 悟策
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 新書

 

それは、言葉によるカウンセリングだけではなく、人間の一定の動作が、脳波特に、alpha波パワースペクトルの変化に影響をもたらす根拠となる。特に①気功法で行う両手の動きを行い、②呼吸法を腹式に変え、③イメージを想起すると、alpha波の同期音の頻度が増す。もっともalpha波帯域の中で、何Hzか?という疑問に対しては、現波形を抽出しないと把握することが難しい。しかし、バイオフィードバック装置として、alpha波帯域を特定するためには十分と捉えている。理由は、一定の動作を行い、alph波の同期音がする時、CLが体感する感覚は、①記憶を想起したり、②何かひらめいていて、③清清しい感覚があるという。それは一定の動作とともに、alpha波成分が検出される変化が現に生じているからである。              ところで、心理臨床の領域にも、『臨床動作法』があるが、この臨床動作法も、個々のCLに応じて、動きは微妙に異なるはずである。そこで、そのプロセスが当該CLにあっているものかという客観的指標を出すということは重要と解されるが、生理学的変化をとらえる検証の道もあると思われる。

 


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