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神々が宿る道

 朝の仕事を終え、都心とは逆方向の電車に乗り、新都心で下車する。文献を背負い、北の方向に歩くと、大鳥居が見えてきた。一の鳥居と呼ばれる門をくぐると、樹齢数百年の杉や松の並木道が数km続く道がある。途中で買った稲荷を片手に30分程歩くと、神社の大鳥居に辿りついた。道行くいたる所に小さな鳥居がみえ数々の神々が奉られていることが伺える。都会の近郊にある森林に囲まれた神々が宿る道をゆっくり歩きながら前週の面接の風景を1つ1つ省みた。この神社は、古くから龍神が奉られているといわれる。院の研究室に在籍していた頃から時折、歩いた道のりだが、豊かな木々の緑に彩られた道を歩くと不思議と自分の原点に帰れるような気がした。大池を囲む緑あふれる公園の休憩所で、臨床の文献を開きながら、再度、気になる面接の場面を振りかえった。多くの神々が奉られた緑の道を歩くと何時の間にか心身の疲労から解き放たれ、ひらめき、直感がよみがえってくる。明日は研修日。本来の自分を再生する貴重な時間を家族と共に過ごすことができたことを心から感謝したい。


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