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カウンセラーの審査基準 [心理・健康]

 心理カウンセラーの審査を行う機会があった。従来と異なり、①強い気持の明確化、②自己イメージ連想法、③行動変容のカウンセリングというステップに沿い面接が進行する内容だったが、クライエントが自然と癒される方向に向かうとともに、カウンセラーの技術が、徐々にレベルアップしている様子が伺える。

もっとも、新しい手順では、感情の明確化や期待の明確化、逆流説明法が行われていない箇所もある。気持や感情を言語化するよりもクライエントのイメージに共感的に寄り添う方が双方の右脳の閃きを促進しやすい。しかし、過去の心傷感情や期待の明確化のためには、クライエントが何に満たされなかったのか、未解決の課題にかかわる癒しのポイントを絞る上で、大切な要素であるとも思う。この部分は、新カウンセリングシートの発問の中に、内容的に盛り込まれているという見方もできるが、微妙な判断も必要となる。クライエントに寄り添うためには、技法の進化が必要となり、手順に修正が加わる場合もある。しかし、これまで、辿ってきた道のりに理由があることも忘れてはならないと思う。今後もカウンセラーの要件を満たすためには、最低限いかなる要素が必要かという議論が必要となるだろう。

尚、カウンセラー・supervisor資格・講師資格と 仕事に関する相談は、以下のHP参照。

http://www.kokusen.go.jp/map/


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