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光分子一体化イメージ [心理・健康]

SAT療法(金子書房刊)の記述を読み進める中で、今から5年前、術後の痛みがフラッシュバックするクライエントの訴えにSAT法を応用した自身の症例報告を想起した[隔月刊ヘルスカウンセリング=「現こころケア」 日総研2001.vol4.No5 97-103]。当時、面接途中に行ったチェックリストの数値が思うように改善を示さず、自身が悩みの末、クライエントの同意の下、直感の中である技法を用いた。それは、世代間にわたるイメージ変容に導く過程で、クライエントが身体を回転させながら光と一体化していくイメージを用いた技法だった。後に、不安傾向を示す数値が数10ポイント[61→58→36]減少するとともに、クライエントは、その後寛解に向い、2回目の面接後、3箇月後に医師から軽作業可の診断書が出て3年ぶりに就労を再開した。その後、この光のイメージを用いた方法を大学生の学生相談でも用い、同様に寛解を示す数値が出ている。そして技法の意味をここ数年自ら振りかえってきた。そして今、「光分子一体化イメージ法」 の考え方と符合すると確信した。クライエントの重要他者が光の分子となり、自らも光と一体となるといった内容[詳細はSAT療法p219]であるが、今ようやく、光イメージを用いた技法がエビデンスのもとに刻まれたことを感謝している。


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