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スポーツカウンセリングのプロセス [心理]

スポーツカウンセリングは、競技者及その組織のベストパフォーマンスに導くカウンセリングであり、指導の前に競技者本人の「気づき」と「自己決定」の構造的連鎖に導くプロセスである。

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 思うような結果が導けないと悩む競技者本人のカウンセリングも重要であるが、特に集団競技の場合、指導者のカウンセリングが重要であると思うようになった。何故ならベストパフォーマンスを発揮するためには、グループを見守り、グループの働きかけるアプローチが重要であるからである。時にベテラン指導者よりも経験年数が少ない指導者の方が結果が出ている現実を前にすることがある。その理由は何か省みると、長年の経験則に基づくビリーフ(信念)が影響している場合がある。指導者ご自身がそのビリーフに気づき、認知行動変容が必要な場合もある。確かに競技者自身の能力と、当日のパフォーマンスに起因する現実がある。しかし、限られた条件の中で更なるベストパフォーマンスに近づくためにはグループの最大限の力を発揮するための知恵に気づくこと、そしてグループの総意のもとに実践することが大切である。


 現に経験年数が少ない指導者のカウンセリングの中で、顕著な成果が出ているケース0000000000000000000000000をしばし目の前にすると、上記の考えは必ずしも間違っているとは言えないと振り返る。但し一番難しいのは、経験と実績あるベテラン指導者が原点をふり返るため、カウンセリングテーブルに向き合う勇気を持つことと思われる。


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