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昭和の記憶をたどる [心理・健康]

昭和の時代を彩ったフォークやニューミュージックの特集を懐かしく聴く機会があった。他方で、日々の現実を見る時、複雑な気持ちになった。


ケンとメリー愛と風のように[バズ][EP盤]

ケンとメリー愛と風のように[バズ][EP盤]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2020/05/17
  • メディア: LP Record
https://www.youtube.com/watch?v=syi-Rm6JdUQ
緊急事態宣言で外出自粛の中で在宅リモート勤務が続いていた。身体をあまり動かす機会が少ないため休日は、地元の商店街にまで足を運んだ。幸いマスクや除菌グッズを購入することができた。一日8000歩を目標にしているが、限られた範囲では中々クリアできない。そこで、少し距離をかけて購入しにいく課題を課した。都内では、感染者の方は、10人以内の増減となり、気を緩めることが少なければ、宣言が解除される日は近いと期待している。ところでこの度の新型コロナウイルスは、高度にデジタル化した社会の中で、日常生活の要素が様々効率化が可能なように工夫される中で、その合間を縫って中国武漢を起点に全世界にまき散らされた人為的災害である。人と人との接触をできなくする、コミュニケーションを阻害する等、心と心を繋ぐコミュニケーションを求める人間の弱点を突いたウイルスは何か、その背後には、人間一人ひとりを困らせる見えない意図が隠れているように思える程の人為災害である。何故これまで便利になり社会が高度化したのにこのような原始的配慮が必要になるのか。新しい生活様式には、ソーシャルディスタンスをはじめ、この社会で、本当は必要とされていたものを改めて大切なものとして気づかせるような皮肉な結果となっているような気がしてならない。

 特別給付金や持続化給付金といった緊急制度ができ、多額の赤字国債を発行して後の世代に多額の負債を残す施策により生きながらえている現実に複雑な思いがある。今だに466億をかけて発注されたアベノマスクは届かず、かびや汚れの検品をするために8億円かかっていると聞く。カビや汚れがある納品は、債務不履行である。そもそも依頼を受けた会社が8億円の損失を補填するべきであるのになぜそれが国民の税金の更なる負担で責任をとらなければならないのか意味が分からない。もし4社に依頼してそのような瑕疵がみつかったのであれば、マスクを受注した会社自身の責任であることはもとよりだが、そのような瑕疵を見いだせない会社に依頼する政治判断をされた方の自己責任でもある。個人的には、何故、昭和を彩った会社にもマスク制作を依頼しなかったのか。民事再生法の適用を受けることはなかったのではないかと感じている。

 他方で政治の世界では、行政官という建前のもと、司法権に準ずる検察の独立を妨げる定年延長法案が提出されている。当該報道に詳しい方が政府を取材された所の実情は、言わば出した案を引っ込めるわけにはいかない程度のこともあるらしい。しかしながら例えば、自らが侵した罪を回避するために、国家人事を揺るがすことは、そもそも一握りの人が自分達の利益を実現するために国民を利用するという考え方に由来する。多くの人の苦労を一握りの人が悪法を作って自分だけのものとする。これは、日本国憲法の基本原理に関わる民主主義に背く行為で、基本原理に関する手続きは、憲法改正手続きを以てしても断じて実現することはできない。このような姑息な考え方が新型コロナウイルスを更にまき散らし、多くの大切な国民の生命を奪った根本の原因なのではないかとする厳しい見方をする人も存在する。確かに経験のある人材が定年により経歴が途絶えることは損失だがそうだとすれば、何故、会計年度任用職員という制度を作ったのだろうか。定年延長を企図するならば、非常勤職員においても当然、再雇用の延長を行うことが必要となるはずである。しかしながらそれを認める方向に動いているとは率直に思えない。加えて経験を積んだ職員を定年延長してまで採用するのは、国民への全体の奉仕者として識見が高く、崇高な人格に職務をゆだねる必要があるからと解される。しかし現実にはどうか。決して、過去の経験を一部の政治家の保身に役立てるずる賢さと身のこなしをさせるために経験への深い知識が求められるのでは断じてない。






昭和の時代であれば、姑息な政治家に対して東京地検特捜部が徹底的に責任を追及し国民のために罪を暴いてくれた。準司法としての検察官の独立が保証されて初めてなりたつのである。しかるに検察官は行政官である建前を理由に法解釈の指針を予め明示することなく、審議事項として曖昧な説明したままの様子である。しかしながらこれは、国民主権や三権分立という国の基本原理に反する判断であり憲法の基本原理を揺るがすことは断じて許してはならない。多くの人のそのような誠実な思いが背任罪に該当する旨の告発にもつながっているとみる厳しい見方もある。加えて、告発人らは、招待者名簿を廃棄した内閣府職員らを「公用文書等毀棄罪」(刑法258条)で告発することも検討しておられるそうだ。












 ところで昭和、平成、令和と続く中で、昭和の時代には、このような人災による苦難の記憶は少なかった。確かに思い起こせば、様々な事件があったが今現在のように1~2か月という短期間の中で多数の人の感染が全世界に及び待ちに待った五輪さえも延期させてしまう結果に導いてしまう。もしこれが一部の人が作り出したウイルスだとしたら大変なことである。研究所の過失で流出したウイルスに歯止めが利かなかったとしてもそのような恐ろしい結果を導き出した国家組織は許すことはできないし、初期に見極めることができず、むしろ開示を妨げたWHOの事務局長をはじめとする方々には、被害をもたらした全責任を償って欲しいと訴える。

 

 この間の思いをつづるうちに昭和の歌の話題から遠ざかってしまった。シンプルな詩やメロディーだけれども、心の奥に残る。今の時代では決して生み出されることが難しい素晴らしさが記憶の中で想起されてくる。それとともに学生時代の懐かしい想い出が、友人の笑顔とともに蘇ってきた。法治国家として高度にデジタル化されると様々な表現方法が巧みになってくる。一見、人の頭を納得させるように思えるけれども、しかし現実には、嘘をつかれて悔しい思いをすることがなかっただろうか。

 心を静め、耳を澄ませば、あの頃の歌声が聞こえてくる。令和、平成から遡り、懐かしい昭和の時代を超えてきた自分を誇りに思う。

六文銭・上條恒彦「出発の唄/アルカディア」【EP】

六文銭・上條恒彦「出発の唄/アルカディア」【EP】

  • アーティスト: 六文銭・上條恒彦
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2020/05/17
  • メディア: LP Record
memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~

memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~

  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/12/16
  • メディア: CD



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