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指導力の差 [心理]

要支援児童・生徒の状況を観察すると、教師の指導力の差がしばし顕著に現われることに気づくことがある。

「叱る」生徒指導―カウンセリングを活かす あなたは生徒をうまく「叱れ」ますか?

「叱る」生徒指導―カウンセリングを活かす あなたは生徒をうまく「叱れ」ますか?

  • 作者: 上地 安昭
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

 いじめや、不登校をはじめとする要支援児童生徒の問題は、元々、児童・生徒自身やその家庭に要因がある場合のほか、友人や教師など様々な環境要因に端を発する場合がある。その様々な要因の中から、担任教師、SC、相談員が、学校環境の適応のために、より良い道をみつけ、サポートする。しかし、SC、相談員が、力を尽くしているにも関わらず、担任教諭が事実上、放置することで問題が再発するケースも時折みられる。確かに、教師が多忙な中で、集団教育の場から一時離れた要支援生徒を常に見守ることが難しい場合もあると思う。しかしながら、SC、相談員が回復した要支援児童・生徒を、担任教師が、事実上放置したり、時機をみた適切な対応ができないことで問題が再発する場合もある。児童・生徒御本人そして家庭に問題の源があることはもとよりであるが、時機をみた適切な対応により、児童・生徒の問題の再発を防ぐ上で、教師の指導力の差が歴然と現われるのも事実である。指導力は、ひいては、生徒指導時の共感、傾聴の基本姿勢とも結びついてくるが、教師自ら自己成長を遂げようと努めているか、各人の姿勢で異なってくる。


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