依存心とイイ子心

サッカー日本代表がオーストラリアに敗れた。残り9分で3得点を奪われてしまった。熱さの中、ゴールを死守した守護神の川口には頑張った労をねぎらうとともに、戦った選手には、最後まで絶対にあきらめるな！と伝えたい。第2戦のクロアチア戦に向け休養をとり、イメージを切り替える心の余裕を持って欲しい。決定力不足は、当日のFWと、中盤の動きにも象徴されていたが、ジーコ監督の采配にもあったと思う。30度を超える熱さの中、後半、選手の疲労は最大限に達していた。
　なぜ、大黒、巻らの攻撃陣を投入できなかったのか。一方のヒディングは、３Topの形をつくり、最後まで得点を取ることをあきらめなかった。日本代表の気持の背後には、守護神川口への依存心とミスなく安全に逃げ切ろうというイイ子心が隠れていた。しかし、防衛心に守られていては、点をとるときや守りの時にも迷いが生まれる。ここ数日間で、心のパターンを分析し、日本の攻撃の本来のイメージを蘇らせるなど早急に自己成長することが求められている。代表は、川口への過度な依存心を断ち切り、点数をGetする信頼心を回復し、守護神川口に対する慈愛心を発揮して欲しい。
　頑張れジーコJAPAN！！相談室で、日本代表の健闘を祈っている。