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全日本インカレ女子1万メートル決勝ー「不破ちゃん」の復活に寄せて― [健康]

9日に開催された全日本インカレ女子10000メートル決勝で、「陸上界のフワちゃん」こと不破聖衣来選手(拓殖大学)が325531で優勝、完全復活した。



145日ぶりのレースでいかなる走りを見せるか。9日開催された全日本インカレ女子10000メートル決勝で、「陸上界のフワちゃん」こと不破聖衣来選手(拓殖大学)が325531で優勝した。不破選手は、昨年全日本女子大学駅伝で6人抜き、所属の拓殖大学を3位に押し上げ、暮れに開催された富士山女子駅伝5区・10人抜きの快走で従来の記録を154秒更新してチームを6位入賞に導き、全国都道府県対抗女子駅伝4区区間新で13人抜きの快走を見せ、その後関西実業団ディスタンストライアル女子1万メートルで当時日本歴代2位の記録で初の1万mを30分45秒で駆け抜け世界陸上オレゴンの1万m派遣標準記録を突破した。しかしその後、右アキレス腱炎などの事情のため、オレゴン世界陸上選考会となる日本選手権を欠場し治療を続けてきた。オレゴン世界陸上には、自ら現地に赴き、世界の走りとは何か学んできた。


(22) 全日本大学女子駅伝 2021 ダイジェスト - YouTube


(22) 2021全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝) - YouTube


(22) 全国女子駅伝2022第4区4km 不破聖衣来13人抜き区間新 米澤奈々香5秒差2位 - YouTube


(22) 【衝撃】不破聖衣来/初の10000mで日本歴代2位【ラスト1000m抜粋】 - YouTube


不破選手は、1週80秒ペースで首位を走っていた。名城大【小林成美選手】、松山大【小優優衣選手】、立命館大【飛田凛香選手】他ライバルがそれに続いていた。途中5000メートル過ぎ、一時ペースが落ち、7位に落ちた瞬間もあった。首位~6位を走っていた瞬間もあったが、29分過ぎにスパートをかけた後、みるみるうちに独走に転じ、不破選手は、1週76ペースにピッチを上げ始めた。ストライドの伸びは顕著で、一時78秒ペースに落ちても後続の選手は追いつくことが難しく、結果として2位原田紗希選手(名城大学)と、13秒の差を保ち1位でゴールした。今回インカレ10000メートルの結果は、駅伝シーズンへの適応のみならず、2年後に開催されるパリ五輪出場に向けて大きな意味を持った走りだったのではないかと思う。


ランナーが一度怪我をすると、筋力が低下してくる。怪我が徐々に回復し、走れるようになっても体のバランスにずれが生じたり、血液成分が不良となり半ば貧血状態で本番を迎えなければならない場合もある。実際、今回の不破選手は、貧血状態との闘いだったと言われている。スポーツ選手にとって怪我は選手生命を揺るがすことにもなりかねない要因であるが、自分の走りをふり返り、一層高みを目指すための充電期間と言えるかもしれない。くれぐれも怪我の回復と予防に留意され、今以上の結果を、パリ五輪で発揮されメダル獲得の夢に一歩でも近づくことを祈っている。


(22) 【不破聖衣来へ長期取材】衝撃駅伝デビューからケガ・・・復活までの軌跡 ~初出し&未公開映像も満載!~ - YouTube


おかえりなさい 陸上界のふわちゃん!! いざパリ五輪へ!!fuwaseira1.jpgfuwatyan1.jpg


不破聖衣来がぶっち切りの走り!!女子10000m決勝 全日本インカレ陸上2022 - YouTube


(22) 【ノーカット版】不破聖衣来 ケガからの復活V!|第91回日本インカレ - YouTube


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あすリートチャンネル 日本インカレ (ytv-athlete.jp)


 【写真特集】「フワちゃん」不破聖衣来145日ぶり復帰レースで笑顔のぶっちぎり優勝 - 陸上ライブ速報 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)


 


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