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「後遺症」と認知に関する理解とその対応 [心理]

新型コロナウイルス(COVID-19)の後遺症について分析を重ねる必要があると感じている。




新型コロナ自宅療養完全マニュアル

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新型コロナウイルスの感染状況が広まり、緊急事態宣言が延長された。東京五輪2020を前に感染状況の抑止の要請は、待ったなしの状況である。他方、日々の報道を聞くと、変異型クラスターの発生を含め、未だ感染減少傾向にあるとは言い難い現実にある。その中で、PCR検査等の末、陽性反応を見せた方のうち、無症状の方と、症状を示す方、そして重篤化される方がおられ、日々感染予防のための意識が高まる毎日である。濃厚接触者になると陰性であっても自宅等待機が求められるとのことで、益々、マスク着用、手洗い、嗽い、アルコール消毒、socialdistance、飲食時の黙食と距離化等、接触感染と飛沫感染回避を意識した行動原則を徹底する毎日を続けている。

 とは言え報道での感染状況を踏まえると、訪問先のすぐ隣で感染された方がおられるかもしれないと思うとマスクの常時着用が日常生活の中で自然な姿になってきた。

 感染状況に関するデータを踏まえると、無症状者からの感染が多いということ、加えて発熱、頭痛、味覚障害や呼吸器に関する症状に加えだるさを発症する人がいることを見聞きしている。そして仮に再検査で陰性となっても、症状が治まらなかったり、一時症状が緩和しても発熱や頭痛やだるさ、お腹の症状等を長く引きづっている方がおられることを聞いている。この新型コロナウイルス(COVID-19)の後遺症に暫く焦点を当てる必要があると感じている。時に陽性者が陰性となり、一時の症状が軽減しても外部観察をすると、大きく息をする姿があったり、机の上に横たわる頻度が高い様子が観察されたりすると聞くことがある。かかる場合、自覚症状が大切となるが、自覚症状が分からない場合もある。身近な支援者が感染者の自覚症状を聞き取り「大丈夫」と感じても、本当に大丈夫なのか?省みる必要がある。特に専門医の受診を経ていない場合には、要注意である。

 ここで大切なことは、ウイルス感染による生理学的な身体反応であるのか、それとも感染した経験や感染者の症状を見聞きした認知反応なのかということを見極めていく必要がある。このようなアセスメントについて前者は、主に医師を始めとする医療従事者の領域であり、後者の判断は、心理士(師)領域であると解されるが、何れにしても先ず、生理学的な反応であるかどうかを診断して戴く必要がある。しかしながら医療機関や保健所は現在ひっ迫しており、なかなか受け付けてもらえない現状もあると言われている。そこで心理士(師)としては、医学的症状を踏まえ、免疫学を始めとした知識を日々蓄積していく必要があると考える今日この頃である。


 CPの更新確認通知が資格認定協会から届いた翌日、改めて医学・生理学的アプローチと心理学的アプローチを分けて考えていこうと振り返った。

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