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Coの資格と技能認定 [心理]

Coの資格と技能認定を分ける発想は、基本的に適切と解される。

Coの民間資格がいくつも乱立し、Coの質の低下につながっている趣旨の文章を拝見する機会が増えてきた。このことは、今日の国資格論議につながっているとも思われる。他方、質を指摘する反面、質の中身が述べられていないことにも気付く。資格の付与団体が仕事が付与される資格と、技能認定とを分けずに「資格」としていることに問題がある。CLの立場からすると、自分の主訴を解決するためには、「気付き」に加え、行動変容や建設的なパーソナリティ変容が必要であるが、そのために効果的な技法をアセスメントや見通しをもって支援して欲しい等といったニードがあると思われる。他方、C/Gや○○療法を学ぶ側からすると資格の行く末を信じ、一生懸命、困難な資格を取得し、C/Gの質を保つ努力を継続した末に、事実上仕事を取り上げられたり、実は、資格の最終段階があるとか、次なる資格取得のための学歴は?と言われても、大量の有「資格者」が資格を更新しない結末になるなど、モチベーションにも関わる。この場合、「資格」と「技能認定」とを分けることが重要で、技能認定の末に資格を付与する形をとることが民間資格への誤解を防ぐことにつながる。「資格」を付与団体は、資格付与に対し、仕事の付与に関する責任を持つことも必要である。


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