SSブログ

(財)資格認定協会からの手紙 [心理]

昨年同様、研究室の駐車場に一輪の百合の花が咲いた。ポストをみると(財)資格認定協会からの手紙があった。

新・臨床心理士になるために[令和元年版]

新・臨床心理士になるために[令和元年版]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 誠信書房
  • 発売日: 2019/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
新・臨床心理士になるために[平成30年版]

新・臨床心理士になるために[平成30年版]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 誠信書房
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: 単行本
臨床心理士資格試験問題集1 平成3年~平成18年

臨床心理士資格試験問題集1 平成3年~平成18年

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 誠信書房
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: 単行本


公認心理師国家資格制度が施行され第2回の国家試験が終わった。受験者の呟きを総合すると第一回よりも心理検査やテストバッテリーに関する問題が難しかったと聞かれる。第一回の合格者数は概ね28000名、登録者は、24000名と聴いている。それに対して、(財)資格認定協会の臨床心理士は、35000名を超える人数だと手紙を拝見して分かった。他方で、簡潔で決意が込められた内容のうち一文に目がとまった。公認心理師と臨床心理士との明確な相違点が記述されていた。改めて対人関係職である心理臨床の公共性に加え、個人臨床における主観的要素の重要性を気づかされた。いつもこの手紙を拝見すると原点を気づかせて下さる気持ちがして感謝している。

 もっとも上記2つの資格の登録者数や指定大学院との受験資格の共通性から推察されるように臨床心理士と公認心理師を兼ねている有資格者が多いと推察される。とするとこれまで都道府県臨床心理士会から公認心理師会と組織の名義変更がされた場合も、第4領域の資格更新要件の認定だけではなく、日本臨床心理士会との共催という形を含め、これまで通り単独で第2領域の更新要件である道を残して頂けると幸いと感じています。

  個人臨床のケース対応も、倫理規程や法律等、頑なに守らなければいけない場面と、心理士(師)が支えるクライエントの状況やCLの認知、CLはもとより、CLを支える心理士(師)の状況を取り巻く社会の変化に寄り添いながら、柔軟に変容を検討する姿勢も重要と個人的には捉えます。寧ろ臨床心理士単独登録者の方が、多忙の中、ポイント研修のための広域移動で苦境に立たされることが予想されます。結局は、クライエントに多かれ少なかれ、影響を与えることをきぐします。何卒再度ご検討願えますよう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント